こんにちは!ナガノ―ト編集部のしーちゃんです。
今回は、長野市で開催される学生アイデアコンテスト「ウリコメ信州」について、ご紹介したいと思います!
ウリコメ信州とは、
The Ultimate Comment to shinshu (信州に極論を)の略で、
学生がまちづくりに関する自分のアイデアを主張する企画。
毎年、テーマに沿った学生ならではのアイデアを発表してもらうことで、学生にも行政やまちづくりの関係者に事業のヒントを与えられる存在となってもらいたい。そんな願いからこの企画が考案されました。
ウリコメ信州は、今回が記念すべき第一回目。
テーマは「空き家(空きスペース)を活用した地域の居場所づくり」。
近年の長野県では、人口減少・少子高齢化や過疎化が進んでいるため、空き家が多くなってしまっています。
しかし、ウリコメ信州の実行委員会では、これをとてもポジティブにとらえていると言います。
「空き家が多いということは、それだけ活用資源が多いということ。その資源を、何かしたいという思いのある人に、有効的に使ってもらいたい。」
にこやかにそう語ってくださったのは、ウリコメ信州企画代表の山岸裕始さんです。
山岸さんは、普段は一般社会法人信州子育てみらいネット「みらいく」の代表理事として、保育園の経営に携わっています。
過去には小布施町議会議員も務めるなど、まちづくりの経験もお持ちの方です。

今回、このような企画を考案されたのには、どのようなきっかけがあったのでしょうか。
そうですね…。私は、以前にも『ママチャレ』という、お母さんを対象としたビジネスプランコンテストを開いたことがあって。そのときから、ぜひ学生さんにも『何かしたい』という熱意を実現できる場を設けたいと思っていました。そんなとき、長野には『空き家』という資源がたくさんあることに気が付いて。双方をマッチングできれば、何か面白いことができるのでは?と考えました。


なるほど、学生に何かをチャレンジできる場を提供されたかったのですね。
はい。最近の学生さんは、地域に関わる活動や国際活動など、勉強以外のことにも積極的な方が増えています。でも、中には熱意はあるのに具体的に何をすればいいかわからない方もいらっしゃるのではと…。今回の『ウリコメ信州』が、そういった学生が一歩踏み出すキッカケになればと思っています。


確かにそうですね。アクションの起こし方がわかれば、学生さんの今後の糧にもなります。それに、人脈も広がりそう!
そういうメリットもありますね。ウリコメ信州には多くの方が関わるので、学校生活では出会えないような社会人や、同年代の活動的な学生さんにも巡り合えるチャンスです。少しでも興味を持ってくれた方には、ぜひ事前説明会に参加していただきたいです。たとえ応募しなくても、どんな人がいるか知ることができるし、そこから自分の将来を形づくるヒントになればと思っています。お話を聞くだけでも、来ていただけたら嬉しいですね。

ウリコメ信州への参加資格は、長野県内の学校に通う学生または、学生を代表とする団体となっており、県内の中学生~大学生なら、だれでも参加が可能。
求められているのは、実現可能性よりも発想力や想像力。そして、なにより「挑戦したい」という情熱です。
学生ならではの柔軟さ・奇抜さを求めている企画なので、あまり構えず、思いついたアイデアを堂々と発表してください!
…え?そんなことを言われても自信がない?
空き家の活用と言われても、なかなか詳細まで思いつかない?
ご安心ください!
そんなあなたのために、ウリコメ信州のプログラムには、小布施でのフィールドワークがあるんです!
実際の空き家等の活用例を見学できるので、それをヒントに、あなたのアイデアを深めることができます♪
それに、実行委員会の方が全力でサポートしてくださいます。たとえ少し難しいアイデアでも、素敵な大人たちが、あなたの力強い味方となってくれるはず!
(実行委員会の中心メンバーの皆さん。写真左から山岸裕始さん、元田彩葉さん、高橋優衣香さん、小林憂生斗さん)

ちょっと面白いことをやってみたいあなた。
自分がどこまでできるか、力試ししてみませんか?
勇気を出して、自分を変える第一歩にも、なるかもしれません。
学生だからこそ、自由に挑戦できるこの機会に、
素敵な大人たちと、ちょっとだけ、冒険してみませんか?(^^)
少しでも興味のある方。まずは事前説明会へ!
~事前説明会~
<1回目> 2019年6月16日(日) 11:00-
<2回目> 2019年6月26日(水) 18:30-
会場:長野市早苗町41-3みらいくビル3F 地域交流スペース
~応募方法、詳細を知りたい方はこちら~
「ウリコメ信州」公式HP⇒https://ulcomme.net
募集期間は、本日6月7日(金)~7月6日(土)までの1ヶ月間です。
みなさま奮ってご参加ください!
お読みいただきありがとうございました。
少しでも楽しんでいただけたのなら幸いです。
ではでは、また!
撮影:彩pan[irodorizm] 様