こんにちは。
今回は、長野市のローカルネタをご紹介します。
長野市松代町豊栄にある「皆神神社」が、今年創建1300年を迎えたということで行ってきました。
皆神神社は、秘境のパワースポットであり、知る人ぞ知る由緒ある神社です。
皆神山の山道を登っていく際に私は人里を離れ、
ふっとまったく違う世界に来たかのように感じました。
それは、「日本のブータン」と呼ぶべき景色であり、雰囲気でした。
長野駅からは車で約40分、長野インターからは車で約20分の皆神山の山頂に神社は鎮座しています。
【アクセス情報】
・住所／長野県長野市松代町豊栄 5464-2
・アクセス／上信越自動車道長野ICから車で約20分、JR長野駅から車で約40分
・駐車場あり
【皆神神社の歴史】
長野県長野市松代町豊栄、皆神山山頂に位置し、熊野出速雄神社を御本社として、侍従神社、末社を併せて、皆神神社と通称されています。
西暦718年（奈良時代養老2年）の創建と伝えられ、本殿は15世紀末期～16世紀初期の建立、県指定文化財に登録されています。撞木造と呼ばれる神仏習合時代の様式で、現存するものは珍しいものです。
熊野出速雄神社の主祭神は出速雄命、侍従神社の主祭神は侍従大神であり、出速雄命は農耕の神、また侍従大神は火除け・子授けの神として信仰されています。
豊栄地域の総鎮守として地元住民に親しまれつつ、近年ではパワースポットとして人気を集め、遠方からの参拝客も多くなっています。
皆神山の山道を登っていきます。
すると、そこにふっと山門が現れてきます。
神社というよりも、「森の一部」という気さえします。
古来より自然崇拝や山岳信仰の対象であった皆神山では、
その後中世になって修験道が栄え、神と仏、そして自然が絡みあった独自の場所として、多くの人々の祈りを受けとめてきました。
山門をくぐると「侍従神社」への参道が延びています。
神々しい気持ちが私を包みます。
境内には、クロサンショウウオの産卵池があります。
松代のような標高の低い土地にいるのは珍しく、分布の南限と言われています。
「侍従神社」を過ぎてさらに奥へ行くと、「熊野出速雄神社」が見えてきます。
この神社は、室町年間に建立されたと伝えられ、善光寺本堂と同じ「撞木造」という特徴的な形式です。
「熊野出速雄神社」の後方には、皆神神社の御神木がありました。
御神木と対面を果たし、何と表現することも出来ないですが、
すがすがしい気持ちが私の心を駆け抜けていきました。
「心のデトックス」にはもってこいのポイントです。
参道はさらに奥へと進みます。
一番高い位置には、「富士浅間神社」がありました。
「富士浅間神社」からの景色は最高でした。
天候も良く、思わず「のびぃ～ぃ」です。
私は、「心のデトックス」はもちろんですが、
撮影場所としても最高な場所だなと感じました。
今度は、コスプレの衣装でも持ってこようかな。。。（笑）
さて、そんな素敵な皆神神社ですが、
創建1300年を記念したイベントを開催するということで、
「奉納劇製作委員会」が設立され、神社の1300年をオリジナル脚本で、
演劇にして奉納するというのです！すごいぃ！！
スタッフのおひとりにお話を伺いました。
＜スタッフより＞
皆神神社が平成30年10月に創建1300年を迎えるにあたり、記念事業の一環としてオリジナル脚本による演劇を製作し、平成30年10月20日・21日開催予定の記念イベントにて奉納劇として上演します。
内容は、1300年の始まりからこれまでの歴史をわかりやすく演劇で皆さんにお伝えします。
これにより、高年層・中年層にとっては自身が生まれ育った土地に対するアイデンティティの再構築として、
若年層や子供達にとっては故郷の歴史的価値の構築とともに、こうした気持ちを次世代へつなげていくひとつの雰囲気を醸成することが目的です。
脚本及び演出は専門家に協力をお願いしておりますが、出演者については地元などから公募したメンバーで稽古を進めており、「みんな」で作り上げる手作り感も大切にしています。
スタッフの方は、今回で出来た繋がりをきっかけとして、
松代地域のまちづくり・活性化を進めていき、神社を核とした文化的取り組みを
長期的視野で今後も行っていきたいと熱く語っていました。
皆さんにも奉納劇のことをぜひもっともっと知っていただきたいので、
ホームページなどを紹介させていただきます。
■皆神神社ホームページ
http://www.minakami-jinja.jp/
■皆神神社facebook
www.facebook.com/minakamijinja
■皆神神社創建1300年記念事業特設サイト
https://peraichi.com/landing_pages/view/minakamijinja1300
次回は、奉納劇や記念事業のことを中心にアップしたいと思いますので、
皆さん、乞うご期待ください！！
