前回地震が起きる前に出来る事と題して記事を公開しましたが(前回の記事はこちら→https://naganote.jp/?p=685)、今回は地震が起きてしまった時のシュミレーションを見ていきたいと思います。出来るだけ起きないうちに備えておくのが良いですが、いざという時の行動が運命を分けることもあります。今回も東京防災を参考にして地震に備えましょう。
1.地震発生
危険から遠ざかる
まずは自分の身を守る事が最優先です。
ガラス片や大きい棚などが倒れてきたときに身を守れるように机などの下に避難しましょう。火を使っている場合は揺れが収まってから消火しましょう。外出先の場合はカバンなどを頭上にかざしてガラス窓が多い建物などから離れ開けた公園に避難するか、耐震性の高い比較的新しい建物の中に避難しましょう。スーパーにいる場合は買い物かごなどをかぶって危険から身を守りましょう。
危険なのは地下にいる場合です。全員が非常口に集まると圧死の危険性が高まるのでガラスなどから離れて壁際で揺れが収まるのを待ちます。
エレベーターの中にいる場合はすべての階のボタンを押し、開いた階で降ります。
山間地にいる場合は斜面から速やかに遠ざかり、身の安全を確保しましょう。
2.NGな行動
・火をつけない!→ガスが漏れている場合引火の恐れがあります。
・ブレーカーを通電させない!→火災などの原因なります。
・エレベーターは使わない→閉じ込められる可能性があります。
・素足で歩かない→ガラスや木材の破片で怪我をする可能性があります。
・自家用車は使用を控える→緊急車両の通行の妨げになります。
2.避難する
長野市には指定緊急避難場所(とりあえず逃げる場所)が305ヶ所あります。こんな看板を見たことはないでしょうか?
これが避難場所の目印です。まずはここに避難しましょう。
この看板がある場所については長野市避難場所一覧に掲載されていますが、ここでもいくつか避難場所をピックアップしておきます。
・第一地区
信州大学教育キャンパスグラウンド 長野県長野市西長野6の口
・第二地区
城山小学校 長野県長野市大字長野東之門町404-1
・第三地区
長野市芸術館 長野県長野市大字鶴賀緑町1613
・第四地区
長野商業高等学校 長野県長野市妻科243
・第五地区
山王小学校 長野県長野市大字中御所30-1
・芹田地区
犀陵中学校 長野県長野市大字川合新田202-1
・古牧地区
小牧小学校 長野県長野市大字高田619-2
・三輪地区
三輪小学校 長野県長野市三輪8-3-2
・吉田地区
吉田小学校 長野県長野市吉田3-12-12
・柳原地区
柳原小学校 長野県長野市大字小島702
・浅川地区
浅川小学校 長野県長野市浅川東条337
・大豆島地区
大豆島小学校 長野県長野市大字大豆島1004-2
・朝陽地区
朝陽小学校 長野県長野市大字北長池1406
・若槻地区
徳間小学校 長野県長野市大字徳間570
・長沼地区
東北中学校 長野県長野市大字大町945
・安茂里地区
安茂里小学校 長野県長野市大字安茂里1158
・小田切地区
旧小田切小学校(青少年錬成センター分館) 長野県長野市大字山田中2574
・芋井地区
芋井小学校第一分校(休校中) 長野県長野市大字入山753
・篠ノ井地区
篠ノ井西中学校 長野県長野市篠ノ井布施五明380
・松代地区
松代高等学校 松代高等学校
・川中島地区
川中島体育館 長野県長野市川中島町上氷鉋17-1
・豊野地区
豊野公民館 長野県長野市豊野町豊野612-8
・戸隠地区
越水生活センター 長野県長野市戸隠3648-2
・鬼無里地区
山大公民館 長野県長野市鬼無里4959-1
・大岡地区
大岡活性化センター 長野県長野市大岡甲7626-1
・信州新町地区
水内公民館 長野県長野市信州新町水内3718-2
・中条地区
五十里ふれあいセンター 長野県長野市中条日高1529-1
災害の規模が拡大し、仮設住宅を建設して暮らさなければならない場合は広域避難場所(ある程度避難生活が送れるようになっている場所)が指定されているのでそこを拠点に避難生活を送ることになります。
広域避難場所は
・城山公園
・長野運動公園
・南長野運動公園
・私立松代中学校
・川中島古戦場史跡公園
の5つです。
また防災倉庫がある場合は4200人~6000人用の非常食料が備蓄されていたり携帯トイレ、水 、発電機などがあり、補給物資が届くまでの避難生活を支えてくれます。
まとめると
地震発生→指定緊急避難場所に逃げる→災害が長期化したら広域避難場所に移る
という流れですね! まずは自分の命を最優先に考えてください!